JSCRS学術集会に参加しました
2018/6/29~7/1まで東京国際フォーラムで行われた 第33回日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)学術集会に参加しました。
29日にはインストラクションコースで、「緑内障術者から見た白内障手術」という内容を、3Dを用いた映像とともに発表させていただきましたが、他の先生の発表、コース後のディスカッション、その後 場所を変えての情報交換など、とても刺激的で勉強になりました。
また、当院でも採用している新しい多焦点眼内レンズ(焦点深度拡張型眼内レンズ)に関する講演では知識の整理ができました。従来の多焦点眼内レンズに比べて読書などの際には眼鏡が必要になりますが、中間距離の見え方が自然でコントラストの低下も少ないレンズです。従来の多焦点眼内レンズと組み合わせることで手元の見え方をよくすることもできます。今後の多焦点眼内レンズを用いた白内障手術では主流になるのではと考えられます。
その他いくつか興味深い器械・情報を得ることができ、明日からの診療で患者さんによりよいものを提供できるよう努めたいと思います。
前田征宏