第434回 東海眼科学会
2月11日(土) 名古屋市内で行われた第434回 東海眼科学会で発表を行いました。
従来の手術では効果が期待できない難治緑内障の患者さんに対して行っている、
緑内障手術(チューブシャント手術)のこれまでの成績をまとめました。
緑内障の治療は唯一眼圧を下げることのみであり、緑内障そのものを治すことは今の医学では不可能です。
今回データをまとめてみると、従来の方法では治療困難であった患者さんも、
この手術によって眼圧を下げることは可能になりましたが、課題も明らかになりました。
今後はこれらの課題に取り組み、少しでも視機能を維持できるようにしたいと決意を新たにしました。
学会発表しても恥ずかしくない診療を行い、自分達の手術成績をまとめ、
他の先生方とのディスカッションを通して、今後の診療に活かしていくことはもちろんのこと、
この地域の緑内障診療に少しでも貢献できるようにしたいと思います。
前田 征宏