日本の眼科に掲載されました
2017/02/25
日本眼科医会発行「日本の眼科」の「眼科医の手引」で
「緑内障再手術に対する最近の考え方」
について紹介させていただきました。
緑内障手術は視野障害の進行を抑えるために眼圧を下げる手術ですが、一度の手術で望ましい眼圧まで下がらないことがあります。
以前は緑内障手術の種類が少なく、眼圧が下がらない場合は再度同じことを行わざるを得ませんでした。
しかし現在はさまざまな手術があり、これまでであれば「これ以上はもう治療困難・・・」となっていた患者さんであっても、何とか眼圧を下げることが可能になってきました。
現在、それらの手術をどのように行っていくかは各専門医が考えながら行っています。
私も 初期緑内障から、進行期緑内障、あるいは何度か手術を行ったものの眼圧が下がらなくてご紹介いただいた患者さんに対して様々な緑内障手術を安間眼科 および まえだ眼科 で行っています。
今回 それらの手術をどのように選択しているのかについて原稿を依頼されましたので、今後出てくる新しい手術を含め、一つの考え方として紹介いたしました。
限られた文字数でこのテーマを書くのはなかなか難しいですが、そのために改めてたくさん勉強させていただき、知識の整理に役立ちました。
今後も一人一人の患者さんに最善の治療を提供できるように研鑽を積みたいと思います。
前田 征宏
まえだ眼科 公式ホームページ
http://maedaganka.jp