小児眼科・学校保健の勉強会に参加しました
とても暑い週末でしたが、皆さん体調を崩したりしていませんか?
私は日本眼科医会 生涯教育講座「小児の眼科診療・学校保健」に参加してきました。
小児の近視予防や弱視斜視、色覚異常などについて、第一線でお仕事をされている先生方のお話を聞くことができました。
医学は日進月歩で常に勉強していないと自分の知識がどんどん古くなってしまいますので、いつも最新の知識を持っていられるように心がけています。
今回の勉強会では、知識を整理するとともに、普段患者さんに説明していることが正しいことも確認できました。
特に子供の近視進行を予防する方法については、普段の診療でもいつも頭を悩ませている問題です。
日本を含むアジアは欧米に比べて近視の人が多く、また日本の学童の近視は右肩上がりで増えています。
ゲームの影響も考えられていますが、学校では2020年までにタブレットやパソコンを生徒一人に1台持たせて教育に活用する「教育の情報化」が推進されているそうで、眼科医としてはどうやって子供たちの目の健康を守るのか、考えないといけません。
お家でも①近くを見るときは30㎝以上離す ②30分近くを見る作業をしたら休憩する など気を付けていただけたらと思います。
近視進行予防法については当院でも導入できるものはしていきたいと思います。
気になる方は診察の時にご相談ください。
これからも、最新の研究結果を追っていきたいと思います。
前田真理子